借金返済のための勉強

コミケに行くのに金欠だった長男は、私に3万円の謝金をお願いしてきた。

ただでさえ塾を休んでいくのに、借金までするとは。

まず返済方法を聞き、納得してもらったうえで利子も付けた。

本当は休む塾のコマ数の金額も取りたい気分だが、

そこまで言うのは鬼かなと思って諦めた。

でもタダでは貸さない。

条件を付けた。

毎日机に向かって紙に書いて勉強をすること。暗記ではなく

なんとしても借金したい長男はふたつ返事で了承。

受験生のくせに、塾休んで借金してコミケだなんで呆れるでしょう!?

までも、夏休みの遊びの予定はこれだけだし、

彼にとってはライフワークのようなもの。

頭ごなしに禁止しても、お金なくても会場に行くでしょう。

いつも始発だし。

電車賃は勝手に私のスイカを使うのだから。

それより交換条件を付けた方がいいかなって。

もちろん、明日、今日の分もやるからってのは、なし。

舌打ちも許さない。

文句言わない。

お金が欲しい彼は、条件になんでも頷く。

そしてコミケの翌日、勉強って言ったら、あとであとでって。

あとでって言われるたびに、私はスイッチが入りそうになるが、我慢。

そしたら、受験する予定の大学でも一番低い学校の過去問をやり出した。

OCでもらっておいてよかった。

自分では、これ位はできるとタカをくくっていたのだろう。

1問目から、この問題おかしいと言い出す始末。

絶対に答えは3番だと思うのに、4番だなんて変!って。

私は呆れて、それはお前が問題解けないって事だろう!?

問題の出し方にケチをつけるな!アホ!

長文やっても、こんなのどうやっても訳せないし、

訳しても、日本語としておかしい!って文句ブーブー。

聞いてる私は、いつ自分が爆発するかとドキドキ。

今まで何をしてきたの?

ふざけんなテメーーーー!

と言いたいのを我慢してたら、

これ以上やっても無理、問題にムカつくから寝るって、

舌打ちしながらあっさり寝てしまった。

初日からこれって前途多難。

で、今日は二日目。

いきなりターゲットを持って来て、暗記し出した。

あのーーー、紙に書く勉強してって約束だよね。

昨日の過去問解いてわかったけど、僕は単語を覚える方が先!

え?今から?

じゃ書いて覚えてよ!とキレ気味に言ったら、

いいんだよ暗記でって逆ギレ。

この先、どーーーなるんでしょうか。

昨日も今日も、勉強始めたのは夜中の1時前後。

昨日は塾から10時ころ帰ってきてて、

風呂入って、ご飯食べたあたりに、勉強と言ったら、

まだ休憩中と。

夜中1時ころでも、まだ塾から帰ったばっかりだ!と。

いやもう3時間たってますがって感じ。

今日もやれやれって何度怒鳴っただろう。

もう怒鳴るの嫌なのに。

あ、もう単語の暗記も終わって寝るようです。

AO用のレポートなんて忘れたように手つかず。

言っても無視です。

こんなに自分に甘いやつが大学に受かるとは思えません。

もともとノー勉だったので、30分の勉強でも疲れるようです。

もう手に負えません。

勉強しなかったら、やつのグッズ類を打って借金を返してもらう予定です。

ふざけるな!と凄まれましたけど、私も本気なのを見せないとね。

本当に売り飛ばしてやるわ!